住宅ローンにかかる手数料
住宅ローンにかかる手数料
住宅ローンにどのような手数料が必要かご存知ですか。そもそも住宅ローン以外に費用がかかることを知らない人もいるかもしれません。いったいどんな種類の費用を請求されるのかおさらいします。
例えば契約時には事務に関する費用や保証料金、諸費用などがかかります。この点は事前に抑えておきましょう。一口に事務費用といっても金融機関ごとに異なっています。事務費用とは金融機関が手続きのときにとる必要なので、機関ごとにまちまちなのです。借入金額に対して一定割合で決まるものや、金額に関係なく一定額のものもありますので事前に確認が必要です。
手数料以外にも費用がかかります。保証料、団体信用保険(いわゆるダンシン)、司法書士の先生に支払う費用、抵当権設定登録免許税、印紙税。あまりにたくさんの費用が必要になることに驚いたのではないでしょうか。ローンを組む際には、この点を一つずつ明らかにした上で、納得のうえ、契約するようにしましょう。
35年固定の住宅ローンを組むメリットとデメリット
住宅ローンと言っても色々な種類があります。中でも有名なのが35年固定ローンです。ではこのローンのメリットは何かというと、安定性があるという点です。ローンを組んでしまえばずっと金利が一定で、元利均等返済を選択すれば毎月の返済額も一定のまま変わりません。その為将来設計等の計画が立てやすいというのがメリットです。
一方デメリットは何かというと、最初の設定金利が高いという点です。今はどこの銀行も低金利で、今後も金利が上昇するリスクがそれほど高くありません。その為無理して金利の高い35年の住宅ローンを組むのはあまり合理的ではないという考えの人が増え、選ぶ人は減少傾向にあります。
また返済期間が長期にわたるので、その間ずっと不安が続くという点もデメリットです。一昔前なら終身雇用制度もあり、一度会社に勤めれば毎年給料も上がっていき、リストラされる心配もほとんどなかった為、返済期間が長くても安心でした。
しかし現在では、どんな職業でもいつ収入が途絶えるか分からない時代なので、何十年先まで返済が続くとなると本当に自分は返せるのか不安に思っている人は多いです。